認知症とは、様々な脳の病気や障害により神経細胞の働きが低下し、記憶や判断力などの認知機能が低下し、社会生活に支障をきたす疾患です。
加齢による物忘れは、一部の物忘れであること、物忘れをしている自覚が本人にあること、日常生活には支障がないことなどです。
それに対して認知症による物忘れは、本人には物忘れの自覚がなく、体験のすべてを忘れており(例えば食事をしたこと自体を忘れている等)、日常生活に支障をきたすことが違いです。
主な認知症の種類としてはアルツハイマー型認知症が最も多いとされています。
次いで脳血管型、レビー小体型認知症等が挙げられます。
アルツハイマー型認知症の原因は、はっきりとわかっていません。
しかし、早期発見し、治療をすることで、しばらくの間機能を維持できる可能性があります。
アルツハイマー型認知症は、「予防」と「早期発見・早期治療」が大切です。
初期症状は物忘れです。
アルツハイマー型認知症の方は、自分の物忘れに気がついても自発的に病院を受診されることはほとんどないため早期発見が困難となります。
だからこそ、早期受診をお願いいたします。
初めて受診される場合はお電話での予約が必要となります。一度ご連絡をお願い致します。